エアフロー
エアフローとは
歯の着色を落とすと同時に歯周病菌を効果的に取り除く!
エアフローは、歯面清掃を行う機械の一種で、非常に細かなパウダー粒子をジェット噴射で歯に吹き付けることにより、歯にこびりついた汚れを効果的に落とすことができる、というものです。
一般的には、歯科医院で主に歯の着色やヤニ除去の用途として使われていますが、歯周ポケット内の歯周病の細菌除去にも効果が高いため、当院では歯と歯茎の健康のためにも、エアフローによるクリーニングを積極的におすすめしています。
当院では、予防歯科で有名な、スウェーデンのイエテボリ大学で使用されている機械を使用しています。
一般的には、歯科医院で主に歯の着色やヤニ除去の用途として使われていますが、歯周ポケット内の歯周病の細菌除去にも効果が高いため、当院では歯と歯茎の健康のためにも、エアフローによるクリーニングを積極的におすすめしています。
当院では、予防歯科で有名な、スウェーデンのイエテボリ大学で使用されている機械を使用しています。
- タバコのヤニ、ステイン(着色)が気になっている方
- くすんだ歯の白さを蘇らせたい方(※)
- 歯の健康を積極的に保っていきたい方
- いつもスッキリと気持ちのいいお口を保ちたい方
- 矯正治療中の方
- 詰め物・被せ物・差し歯・インプラントなどの人工物が入っている方
(※)エアフローは外来性の着色は落としますが、本来の歯の色自体は白くできません。歯自体を白くしたい場合にはホワイトニングが必要です。
エアフローが歯周病予防に効果的な理由
通常の歯石を除去する機械や器具でも、弾き飛ばしたり、擦り取ったりすることで、ある程度の着色や細菌を除去することは可能ですが、器具が届く限界があるので、細部まで取り切ることはできません。エアフローの場合、超微細パウダーを使用しますので、歯の間や歯周ポケット内部といった細かい部分にも隅々までパウダーが入り込み、従来の器具・機械が入らない部分でも効果的にお掃除をすることができます。そのため、歯周病菌をいかに取り除くか、ということが要となる歯周病治療において、エアフローはとても重要な役割を果たすと言えるのです。
エアフローのメリットとデメリット(注意点)
清掃効果が高い
超微粒子パウダーによるクリーニングは、歯にこびりついてしまった頑固なヤニや着色も、効果的に、そして短時間で落とすことができます。また、通常のクリーニングでは、器具が届くのが歯周ポケットの内部せいぜい3mm以内くらいであり、それ以上は十分な清掃ができないと言われています。でも、エアフローであれば、細かい粒子が4mm以上の深いポケットにも届くため、より確実に歯周病を予防できます。
短時間できれいになる
エアフローは、高圧洗浄機のように、細かい部分まで効率よく汚れを落とすことができます。そのため施術も短時間で済ますことができます。
歯や詰め物・被せ物を傷つけにくい
エアフローでは、超微粒子のパウダーを使用します。そのため、従来の「研磨剤とブラシやラバーカップなどにより機械的に擦り落とすクリーニング」と比べ、歯や、詰め物・被せ物などの人工物を傷つけずに優しくクリーニングできるのも特長です。
歯石や着色がつきにくくなる
超微粒子パウダーにより、歯の表面がツルツルになりますので、施術後は歯垢や歯石、着色の再付着が起こりにくくなります。
保険がきかない
エアフローは、着色を落とす目的、そして健康増進を目的として行われる処置であるため、健康保険の適用外となります。
お体の状態によってはできない場合がある
妊娠中の方、放射線治療中の方、呼吸器疾患の方、ナトリウム摂取制限を必要とする方は安全性を考慮し、基本的に施術をお断りさせて頂いております。
まれに知覚過敏のような症状を感じることがある
エアフローでは、知覚過敏や痛みが出ない工夫がなされています。国内外の論文を見ても知覚過敏が起こりにくく、知覚過敏がすでにある方にも有効という報告がされておりますが、パウダーを吹き付ける圧により、一部の方が知覚過敏のような刺激を感じることもまれにあります。