08 徹底した滅菌対策
安全な環境で治療を行うために
当院では院内感染を防止するために、徹底した衛生管理、滅菌対策を行なっています。
時々、ずさんな衛生管理による院内感染のニュースを耳にすることがあります。しかし、健康を守る医療機関で、そのようなことは決してあってはならないことです。
衛生管理や滅菌対策というのは、非常に手間やコストがかかるものです。また、アピールしにくく、目につきにくいところなので、「どうせわからないだろう」と、責任者の意識によってはおろそかになってしまう場合もあるようです。
歯科治療では、口の中に器具や機械を入れて治療を行います。周囲に水しぶきや削りかすが舞うことも日常茶飯事です。また、抜歯や歯周病の外科手術、インプラントなど、血が出る処置も少なくありません。
こういった治療の特性上、衛生管理や滅菌対策は最高レベルで行うべきだと当院は考え、安全な環境で治療が行えるよう、あらゆる点で注意を払っています。
器具は患者様ごとに滅菌、または使い捨てのものを使用

患者様に使用する器具は、治療後に丁寧に洗浄した後、すべて滅菌処理を行っています。歯を削るドリルの本体部分である「ハンドピース」も、使用後に滅菌しています。
もちろんドクターや衛生士が着用する治療用グローブは、患者様ごとに必ず交換し、新しいものを使用しています。
世界で最も厳格な「タイプB」の高圧蒸気滅菌器を使用しています

当院で器具の滅菌に使用する高圧蒸気滅菌器は、国際的な歯科業界の中でも最高レベルに厳しい基準をクリアした、「タイプB」のものです。
一般的な歯科でよく使われている他のタイプの滅菌器では、滅菌できる器具の種類が限られてしまいますが、タイプBの滅菌器では、他のタイプの滅菌機では滅菌することのできないあらゆる器具の滅菌を、安全に滅菌することが可能です。
全ての治療を完全個室で行っています

当院では全ての治療を完全個室で行なっています。そのため、近くの診療台から水しぶきや削りカスが飛んでくる心配もありません。
また、インプラントなどの外科処置に関しても、完全個室で行うことによって、より徹底した衛生管理のもとで施術を行うことが可能になり、院内感染を防ぐことができます。