歯のギザギザ/ギザ歯

前歯がギザギザの形を
している?

前歯がギザギザの形をしている?お口の見た目や健康への意識が高まり、前歯のギザギザでお悩みの方も少なくありません。
前歯のギザギザは、治療による改善が可能です。気になっている方は、お気軽に当院にご相談ください。

歯のギザギザによる悪影響

  • お顔の印象がきつくなる
  • 口を思い切りあけて笑えない
  • 自信を失い、積極性が薄れる
  • 鏡を見るのがストレスになる
  • 唇や粘膜を傷つけることがある

歯のギザギザはなぜ生じる?
ギザ歯の原因

生え変わりによるもの
(切縁結節・マメロン)

生えたばかりの永久歯には、その先端に切縁結節という3つのでっぱりが存在します。
そのため、誰でも永久歯に生え変わってすぐは、前歯にギザギザがあります。

歯並び・噛み合わせが悪い

1つ前の項目でご紹介した切縁結節は、上下の歯が噛み合うことで徐々にすり減り、平らになっていきます。
歯並びや噛み合わせの乱れによって上下の前歯が接触しない、食事の際に使えないと、結節がいつまでも残ってしまいます。

食生活や癖

前歯は主に、食べ物を噛み切る役割を果たしています。
しかし近年は、食べ物をやわらかく調理したり、小さくカットして食卓に並べることが多いため、前歯を使う機会が少なく、切縁結節が残りやすいと言われています。
また、食べ物をあまり噛まずに飲み込む癖のある方も、同様に切縁結節が残りがちです。

歯ぎしり・食いしばり

切縁結節は上下の歯が噛み合うことで、徐々にすり減って平らになります。
しかし、歯ぎしりや食いしばりによって異常な力が加わり、歯がギザギザに削れてしまうこともあるようです。

酸蝕症(さんしょくしょう)

酸蝕症とは、酸性の飲食物の摂り過ぎを主な原因として、歯のエナメル質が溶けてしまう疾患です。これにより前歯がギザギザになることがあります。
進行すると、象牙質が露出し、神経が死んでしまうこともあります。
原因となる飲食物には、レモンなどの柑橘類、梅干し、梅酒、赤ワイン、酢の入った食べ物、ビール、コーラ、栄養ドリンクなどが挙げられます。

歯の欠け

前歯の先端は、他の歯と比べても非常に薄くなっています。硬い物とぶつけるなどして欠けると、ギザギザになってしまうことがあります。

加齢

加齢により、少しずつ歯はもろくなっていきます。硬い物にぶつけて欠ける、歯ぎしり・食いしばりによって削れるといったことが起こりやすくなります。

歯を平らにしたい・削りたい…
歯のギザギザの治し方と対処法

歯のギザギザの治療法

マウスピースを装着する

歯ぎしり・食いしばりが原因となっている場合には、マウスピースの装着が有効です。
歯のすり減りだけでなく、歯周病や顎の骨の吸収、歯肉退縮の予防にもなります。
あくまでギザギザを予防したり、悪化を防いだりするために行う対応です。

ラミネートベニアを貼る

セラミックを薄く加工し、削った前歯の表側に張り付ける治療です。歯の形だけでなく、色も調整できます。セラミック治療と比べると、歯を削る量が少なくなります。また症例によっては、まったく削らずに治療できます。

セラミック治療

ギザギザになった歯を削り、セラミック製の被せ物を取り付ける治療です。
歯の形、大きさ、色を調整できます。当院では、オールセラミッククラウン、フルジルコニアクラウン、メタルボンド、ハイブリッドセラミッククラウンなど、多種のセラミックの被せ物をご用意しております。

食生活・生活習慣の改善

酸蝕症の原因となる食べ物を摂りすぎない、歯ぎしり・食いしばりの原因となるストレスを溜めないといったことが大切です。
またカルシウムやリン、タンパク質、マグネシウム、ビタミンDなど、歯を丈夫にしてくれる栄養素も意識的に摂取しましょう。

ギザギザは削って大丈夫?

歯のギザギザは削って大丈夫?「ギザギザだけ削れば万事解決するのでは?」と思う方もいるかと思います。もちろん、これは十分に可能な治療です。ただ、エナメル質を削ることになるため、知覚過敏が起こるリスクもあります。セラミック治療でも同様に歯を削るため、一概にどの方法がベストとは言い切れませんが、歯科医師と十分に相談して決めることが大切になります。
なお、生え変わったばかりの永久歯に見られる切縁結節については、多少見た目が気になっても、自然にすり減り平らになるのを待つ方が良いでしょう。健康上の問題もありません。

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